2005.1.28
1月28日。

ワタクシ、いわゆる一つの使命みたいなもんで、コレに行こうと車を走らせたんですけど、絶対上映時間に間に合いそうも無い程の渋滞に遭いまして、プランBであるところのコレを鑑賞してまいりました。

いやー、えがったー。
こんな話だったとは!

ワタクシ、
“音楽というものは、感情と直結している”
というようなことを意識させられました。
もしくは、
“音楽というものは、人生と直結している”
でも言い過ぎではないのかもしれません。


そんなワタクシ、ふんふん鼻歌交じりでの帰り道、信号待ちでふと寒風吹きすさぶ外を見ました。
そこに、若いお母さんが、首ががくーんと落ちそうに眠っちゃった赤ちゃんを抱っこして、上の子の手を引く姿が目に入りました。
上の子と言っても、まだまだ半分以上赤ちゃんみたいな2歳そこそこの小さいお兄ちゃんです。
小さいお兄ちゃんは、寒いのか眠いのか、若いお母さんの足にからまってだーだー泣いてます。

ワタクシ思わず、
「通りすがりの余計なお世話部のものだが、ささ、乗りたまえ、どこでもおじさんが送っていってあげようっ」
と叫びたくなる衝動に駆られました。

でも、出来ませんでした。

“拒否される事に慣れてこその余計なお世話部”ですが、勇気が出ませんでした。
ちょっと泣きそうでした。

その時車の中でかかっていたのが、恥ずかしながら、
ワタクシの気持ち盛り上がり盤の中の、唯一のしんみりチューン(12曲目)て。

泣けました。

若いお母さんは、どう見ても、上映時間に間に合わなくてプランBの上映館に急いでるようには見えませんでした。
下の子が風邪を引いて、病院に連れて行く途中か、はたまた小さいお兄ちゃんの子育てサークルの帰り道か。


一体自分は何をやっているのだ?

決して自分を否定するつもりなんてなし、そんな風景はその辺にありふれたもんです。
でも、なんでか泣けました。


“音楽は、感情と直結している。”を通り越して、
“音楽は、運命と直結している。”のかも。

すまん。
つまんねーこと言っちゃったりしちゃったりして。
でもそんな気持ち。
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