“アイデンティティー”
もーねー、怖っ 怖いよ、“アイデンティティー”。 ちゅーか、その、“”って、なんだよ。
この怖い映画を、デカめの劇場で、(またしても)一人で見ちゃって、こぶちゃん、何度も心停止。 こういう類の映画に慣れていないあたしには、何が起こっても怖すぎ。 何度も大声出して椅子から落ちそうになってた。 でもねー、過呼吸で手が痺れながらも、すっごい面白かったー。
まず最初に、こういうお話なんだよってほんのり仄めかされつつ、登場人物達のキャラも、怪しいやつぁ思いっきし怪しく。 あたしにも、実に優しい、とてもわかりやすいお話。
でもねー、なんとなくわかってても、きっとそうなんだろうなーと思いつつも・・・、いや、見てる間は、そん な余裕は無かったな。 言ってみりゃ、 “種明かしされてから手品見せられてるのに、思いっきり、えー、なんでー!??” 状態。 しかも、途中から、そんなわけ無いと思いつつ、 “も、もしかして、オ、オカルト・・・とか!?” なんて、バカバカしい方向の怖さまで味わったりして。 もー、あたしってば、きっと、いいお客さんだわー。
出てくる役者さんたちも、みんなそれっぽくて、分かりやすいキャラ。 ジョンキューは、絶対ただ者じゃない感モリモリだし、レイ・リオッタは、いかにも怪し臭ぷんぷん。 そりゃそうだ、だって、 “あの、ハゲぼんずの頭の中で作り上げた、架空の(と言っていいのか・・)人間だものーーっ”
予定されたラストに着地して、その見事さに酔いしれてるのに、何故かその後、だらっと続くなーと思ってたら、これまた、さらにもう一回転がるんだもんなー。 エンドロール中、分かっていたはずのお話の流れを、頭フル回転で、整理しちゃったよ。
あ、この感じ、「ファイナル・デスティネーション」っぽいかも。
IMDb・ワーナーマイカル江別
あ / 2003年11月01日
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