飛ぶ教室
好きだ。大好きだ。 始まってすぐに、 “ああ、この映画を見ている自分って、なんて幸せなんだろう” なんていう気持ちが湧きまくっちゃって、大変。 なんてことないシーンに、鼻がツーんときちゃって、大変。
なんだろう?何がこんなにいいんだろう?
とにかく子供たちが良い。主人公たち5人のキャラは5人が5人とも泣けるほど良い。 転校生で陰のあるヨナタン、校長先生の息子だってのは自分のせいじゃないと言い張る頭のいいセバスチャン、5人の中で一番大人っぽくて冷静(でキレイ)なマルティン、お金持ちのボンで一番小さくて弱虫(で一番可愛い)ウリー、そのウリーを守ってやることと食べ物に命かけてるマッツ。
あー、今、書いてるだけで涙出そう。
その5人が、いろんな出来事で、 “子供にとって一番大切なこと” を学んでいく姿がこれまた、泣けるほど良い。
そして、子供たちを導く大人(ベク先生と、隠れ家の持ち主ボブ、そし校長先生。)が、子供にとっての理想的な大人として登場してるのも良い。 こういう大人がいてくれることが、子供にとって一番の幸せなんだろうな。
原作は昔の名作らしい。 もちろん読んだことがないので良くわからないけど、この映画、設定が現代になってるのも、あたしにはグッと来たのかもしれない。 現代の子供たちが、今の世界でこんな風に生きてるってところが。
IMDb
と / 2003年12月24日
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