キッド・ナッパー
バランス取れてるんだか、なんなんだかな4人組の強盗チームが、当初の予定とはズレて行くお話。 その4人、キャラがわかりやすく色分けされてるようで、実際話が転がりだすと、結構適当臭い感じ。 でも、展開が速いから、意外と気にならないかも。
しかし、紅一点の電気系統のプロな女子(エロディ・ブシェーズ)がどーも、好きになれなくて辛い。 嫌いな感じのビッチぶりに加えて、4人の中での位置も、必要性薄いしなー。 ちゅーか、彼女の顔がどうもダメで。 その女に何故か引きずられる天才金庫破り(メルヴィル・プポー)も、“終わっちゃったな・・・”感もりもりで、ちょっとがっかりで。 そのかわり、と言っちゃーなんだけど、おばかさんだけど運転は神技級のジャンキー(ロマン・デュリス)は、汚な可愛い。
題名の「キッド・ナッパー」、最初、意味わかんないんだけど、わかった時にはニヤリ。 おもしろい。 それを巡る展開も面白い。
でもねー、いかんせん人死に過ぎゃしませんかね。 ラストの気分爽快(でもないけど。)などんでん返し(っぽい。)も、あんまりスカッとしないんだよねー。 人、死に過ぎで。 その辺、もう少しマイルドにしてくれても、充分面白いと思うんだけども・・・。
IMDb
き / 2004年01月11日
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