ビッグ・フィッシュ
全くもって文句のつけられない良い映画を見た気持ち。
次々と入れ替わる、ファンタジ〜と現実がちょうど良い心地よさで進んでく。 出てくる人たちも、皆、愛すべき善人ばっかり。(お母さんの元婚約者だって、憎めない。)
この心地よさは、配役にもあるかも。 過去と現在の同一人物が、もー、みんな似てるのよ。 あ、ヘレナ・ボナム・カーターだけはそうでもないんだけど。 多分きっと、監督にとっては、子供時代を演じた可愛い少女とヘレナが、似て見えてたりすんのかも。(根拠なし。)
アリソン・ローマンとジェシカ・ラングの似方なんて、ただ似てるだけじゃなくて、年取ったらこうなるのかもーって感じで。 見てる間は、アリソン・ローマンがユアンに比べて、余りにも幼な顔ゆえ、ヘレナ・ボナム・カーターと逆でもアリだったんじゃない?と思ったんだけど、やっぱ、それは違うんだなー。
父と息子の物語を自分にあてはめるつもりなんて全然無いのに、ラストでは自分の父親の事がどわーっとダブっちゃって。 変な涙。 全く理解できなくて、あまり好きじゃない自分の父親の人生が、少しだけ理解できたような錯覚を覚えたり。
あくまでも錯覚だろうけど。
IMDb・シネマフロンティア
ひ / 2004年05月30日
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