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・・・ 2003年08月29日(金)


こぶ家のプリンセス・小相棒ちゃん、実はCM出演してます。

とは言っても、もちろん、ローカルモノ。
ワタクシこぶの近い身内に頼まれて、ほぼノーギャラで。

特に何も考えず、軽い気持ちで承諾しました。
これが、ハリウッド大作でトム・クルーズの子供役とかいうなら、多少は考えてたかもしれませんが、たかがローカルCM。
それがこんなにもワタクシのストレスになろうとは・・・


そのCMが流れ始めてからと言うもの、毎日のように会う人会う人、人の顔を見るなり、必ず、

“小相棒ちゃん、見たよーーっ!すごいねぇーっ”

だもの。

最初のうちは、恥ずかしいながらもいちいち出演した経緯を説明してましたよ。

しかーし!

“見たよー、可愛かったよー”

くらいなら、まだ、ありがたいねぇと思えたものの、それが、

“ちょっと見たよぉぉ、どんなツテ使ったのさぁぁ〜”
とか、

“ちょと、見たよぉぉ、小相棒ちゃん、どこ(事務所)入ってんのさぁぁ”

なんて言われちゃうと、もう・・ねぇ。

しまいにゃ、

“いくら貰ったのさっ”
とか、

“次何かあったら、うちの子にも声かけてやー”

なんて事を、ほぼ毎日、会う人会う人に言われた日にゃもう・・・・・・ぐあー。


世の中には、子供に命がけな親御さんも多く、はたから見るとただの金のかかる習い事にしか見えないような「タレント事務所」や、「モデルクラブ」に入れて、さらに必死にダンスレッスンなんかに通わせていたり。

別にワタクシ、そういう世界を否定したり、バカにする気持ちは無いのです。
いや、少しバカにしているところはあるかもしれないけど、それは、人それぞれなので、声に出して言ったりするつもりは全く無いというか。


正直に言わせいただくとワタクシ、、「慎吾ママのおはロック」で慎吾ちゃんと一緒にもの凄い作り笑顔で踊り狂う子供たちには、痛々しさを感じるタイプ。

たまにドキュメンタリ番組で、親が自分の夢を託し、地方から都会のタレント事務所のレッスンに一泊2日で通ってる親子なんかを見ると、空しーくなっちゃうタイプ。


“TVに出る”ことがすごいんじゃなくて、“TVに出て、何をするか”ってことが大事なんじゃないかと思うのです。

あたし偉そうですかね?


ぐだぐだぐだぐだ書いちゃいましたが、要するにワタクシ、小相棒を事務所に入れ、なんとか一発TVにでも出て欲しいと思ってるような、そういう必死になっちゃってる、(あたしの価値観で、)かっちょ悪い親御さん達と一緒に見られてることが、何よりもストレスなのです。


小相棒のCMを見てしまった、道民の皆さん全員に言いたい。


この顔の丸い5歳児は、全くの素人で、ほぼノーギャラで出演してる、製作者の身内ですよーーっ



ふぅ・・・
これ、もし、嫌味に聞こえた方がいらっしゃったらごめんなさい。

でもね、あたしは、本気でストレスてんこ盛り。

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