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June 23, 2009
ターミネーター4/Terminator Salvation
「ターミネーター4」(原題・Terminator Salvation)観てきました。
事前情報2%くらいで観たので、↑イェルチンが想像以上に出てて嬉しかったです。
「平成のスタートレック」での、あわあわキャラとは全然別人のようで、イェルチンの上手さを感じたわー
いやしかし、↑コレが、
こうなるのか。(ああ、かっこいい。)
ん?ちょっと似てたり?
ところで、映画なんですがね・・・、
コレ、惜しくないですか?
前半から中盤まではすんごい良かったんだよね!
「T3」で一旦ブサイクになっちゃったジョン・コナーが
←どえらい精悍になって帰って来てくれたり、
「T1」(っていうのかな?)で、ワタシがそりゃもう恋しちゃったカイル・リースのティーンエイジャー期が
←どえらい可愛いくてしかもカッチョ良かったり、
謎めいた死刑囚マーカス・ライトが、
←こんな、“マイルドなべんべんみたいな顔”して実は絶対アレ(←ネタばれーる注意。)に違げぇねぇ。 とか、前作達を程よく受け継いでて、喜ばしてもらえるし、気持ち盛り上がるワケよ。
中盤までは!
それがさ、終盤、デススター(違。)に乗り込んだあたりから、ん?アレ?アレレレ?て、何やら急~にテキトー臭くなってくるんだよね・・・
いいだけ盛り上げてもらった気持ちがカラカラカラ~って空回っていくっつーか冷めるっつーか。
“マーカスに事の成り行きを全部説明するくだり”とか、急激冷却。
似非州知事登場も、時すでに遅し感。
なんなら、カイル・リースの存在自体がおかしなことになっちょる・・・ような。
主人公(だよね!?)ジョン・コナーのキャラっつーか、気持ちがブレブレなのは、“迷いとか葛藤”と受け止められなくも無いけど、そこいらへんがちょっとボヤーっと感じるせいか、せっかくのクリスチャン・ベールのジョン・コナーに、見てくれ以上の強い魅力が感じられないのも激しくもったいない・・・ような。
そして、マーカス・ライトの人生の扱い方。
これは単に“機械に翻弄される未来の話(フィクション)”だとしても、軽く扱いすぎじゃね?
なんかもうこうなっちゃうと、単純に心臓がどうのこうのって事は横に置いとくとしても、この映画の前半から中盤、いや、シリーズ全部が頭の中でくるくる再生されだして、その全てが、『地球を守る戦い』じゃなくて、『とりあえずジョン・コナーを守ろうの会』に見えてきちゃったのはワタシだけ・・・?
「T2」のジョン・コナーだったら、その会にワタシも命を捧げるけれども。
あ。
でも、前半から中盤は、本当に嬉しくて楽しくなれる。
画面も、その汚さがとても美しくて、技術の進歩や作った人のセンスを感じるし。
ただ、作った人、あまりこのシリーズへの愛を感じられないんだよなー(何様?)
超オモシロイ題材で、シリーズへのリスペクト(的なモノ)も仕込みまくり、マシンもケンカも見どころ満載、これでたったの1800円!
って感じかな。
あれ?
褒めようと思ったのに、結局褒めきれてないし。
いや、ワタシは観て良かったよ!
だって、この終わらせ方だと、次回作は全く新たな展開を作り出さなくちゃならないだろうし。
でも、その前に、次回作観られる可能性、危なそうだし・・・
いや待て待て、「T3」の時もそんな感じだったような・・・
『地球を救う前に、タミネタシリーズを守れの会』参加希望。
そんな会は無い。
6月19日・シネマ11
投稿者 kove : June 23, 2009 12:00 AM| コメ (0) | d・映画メモ部まであと一歩
コメント
私も観たよー!
途中からオチ(?)が読めちゃって
オチの前から、うっかり泣いてしまいましたよ。
主役はマーカスだと私は思いました。
マーカスかっこ良いですよね?!
え?答えに困りますか?
投稿者 あや : June 24, 2009 06:38 PM
あやさん、
オチ、バレバレですよねー
初っ端からやたら心臓って連呼してましたもんねぇ。
いや、マーカスの気持ちもわかる・・・わかるけどなぁ。
ところで、主役、マーカスですか!
ああ、それも有りですね!
マーカスかちょいいし。
ええ、モチロン、かっちょいいですよ、かっちょ良過ぎですよ、マーカス。
だって、ワタシべんべん好きですから、“マイルドなべんべんみたいな顔”は、褒め言葉です。
投稿者 こぶ : June 25, 2009 12:39 AM