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May 12, 2006

ブロークン・フラワーズ/Broken Flowers

brokenflowers.jpg 

昨日、一ヶ月ぶりのヨガ道場で、全身筋肉痛のワタクシ。
本日、痛みを堪えて、すでに、顔が反則技の域に達している、ビル・マーレイ主演・「ブロークン・フラワーズ」を、観て来ました。

いやもう、なんか、堪能。
色んな部門で堪能しました。
主人公は、すでに顔が反則技のビルマーレイが演じる、お金も時間もたっぷりあるけど、やること無し、友達は、余計なお世話部だけど、気の良い隣人・ウィンストンだけってな、半隠遁生活を送るドン。

昔は、女子三昧だったドンが、一通のミステリアスな手紙に、っていうか、その手紙に興味津々のウィンストンの余計なお世話に、振り回されて、エライ目に遭いつつも、何かちょっと、向き合ってみようか・・・ってな、お話。

手紙の差出人候補の、20年前に付き合ってた女性5人と、そこに書かれた、自分でも知らなかった息子の存在を、訪ね歩く旅は、結局、何も見つからないんだけど。
訪ねていく先の女性は、それぞれ、それっぽいような、違うような、微妙に曖昧だし、息子についても、はっきりとは、答えが出て無いし。

でもね、そこが堪らなく、良いのよ。
これに、はっきりくっきり答えだされちゃったら、興ざめ。
つーか、観終えた時、物語が始まった時から、答えなんて求めて無かった自分に、気がついて、少し可笑しかったよ。

主演のビル・マーレイは、もちろん、おせっかいな隣人ウィンストンを演じた、ジェフリー・ライトも、過去の彼女達(のうち、生きてる4人)、シャロン・ストーン、フランセス・コンロイ(シックス・フィート・アンダーのお母さん時とは、全然別人。美しい。)、ジェシカ・ラング、ティルダ・スウィントン(誰だか、わかんなかったー)全員、スゲー良い。
良いねぇ。

あと、息子が居るかもしれない・・・って思い始めたドンが、色んな場所で目にする若者を、もしかして・・・?って、思うのが可笑しいんだけど、最初のバスの彼が、このコで、ひそかに、あー、このコが息子だったら良いなぁ・・・と思っちゃったりして。

その後、ドンも、マジで、もしかして・・・!?って思う、コイツは、「痛君」の映画化で、ウィリアム演るヤツだったー

そして、最後に、むむm・・・こいつ、ちょっと、なんか、一番それっぽいような・・でも、こいつだったらガックシみたいな、登場の仕方するのが、コイツ。
うわーー、ビル・マーレイの実の息子なんだぁぁぁー
軽く、驚いたよ、マジで。

でも、役者さんが、本業じゃないのね?

良かった。

・・・良かった?

大笑いするわけじゃなくて、大泣きするわけでもないけど、ドンの行動にいちいちクスクスくるし、観終えて、は~~、良い物観たーって思える。
それって、すごく貴重だよね?

そんな映画。

投稿者 kove : May 12, 2006 03:10 PM| コメ (0) | d・映画メモ部まであと一歩

コメント

な!そうなんだ!! アレが実の息子ね??
たたずまいが似ていて笑えますね。
でもアタシも最初のグラサン男子がイイ。

観客の心をくすぐる作品でしたね。
ティルダの出番が短くって残念でしたが。

投稿者 しっぽ : May 16, 2006 10:08 AM

アレ、息子らしいっすよ!
なんか、もう、全ての夢を打ち砕く感じでしたよね、アレ。
最初のグラサン男子、ねぇ・・・
でも、ちょっとあの感じは、え?俺(ドン)、誘われてんの!?みたいじゃなかった?
え”・・・、そんな風に見えるの、あたし(腐)だけ?

ティルダさん、全然わかんなかったす。
髪型もメイクも、別人だったよー

投稿者 こぶ : May 17, 2006 10:09 AM

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