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March 14, 2005

ロング・エンゲージメント/Un long dimanche de fiançailles

VeryLongEngagement.jpg

期待に胸膨らみまくりだったものの、冷静に考えると、アメリちゃんの監督で、主演はアメリちゃんだ。

むーん・・・ここは冷静に。
コレの二の舞だけは踏むまい・・・といった気分で鑑賞。

良かった・・・自己コントロール出来てて。

なんつっても、オープニング、

Un long dimanche de fiançailles” ばーん 

のあとに、

Audrey Tautouばばーん 

ですからね。

正直ひきます。

あ。

そんな気持ちは、出来るだけ、奥にしまって、物語に集中集中。

集中・・・

してたはずなんですけどね。
あたしのギャス(マネクGaspard Ulliel)のシーンでちょこーっと字幕見逃したくらいで、あとは、物凄く集中してたんですよ。

してたんですけどね・・・

お話、良く判りませんでした。
てへ~

いや、ロマンティック部分とか、泣けてくるほど悲惨な戦争部分とか、そういうのはモチロンわかりますけどね、大々的に謳われてる、

“直感が奇跡を生む愛のミステリ~”

部分が、どうもイマイチはっきりしないというか・・・

いや、アメリちゃん(違。マチルド)の迫力満点の思い込みとか、多分、お話的にはちゃんと繋がってて、色んな部分で、バッチリ完璧な筋書き(敵の長靴とか。)なんだろうけども、ワタクシの足りんこちゃんな頭では、誰と誰が繋がってて、誰が何して、誰がどうやってどうなったのか、ゴチャゴチャなまま、なんとなく、「あ、やっぱ、あたしのギャス(マネク)、生きてたのね。」と終わってしまったっていうか。

なんせ、愛のミステリーの中心人物である、あたしのギャス(マネク)の登場するシーンが、ほとんど、泥まみれの悲惨な戦い真っ只中の塹壕なもんだから、あたしのギャス(マネク)意外、さっぱり見分けつかんわけですよ。

あたしのギャス(マネク)は、そんな泥まみれの中でも、信じがたいほどキレイなんですけどね。

ま、それは置いといて。

で、アメリちゃん(違。マチルド)が、戦死したと知らされた、あたしのギャス(マネク)の消息を追う展開に移ってからも、出てくるオヤジ(何故か、オヤジが多い。)出てくるオヤジ、あれ?この人、誰だっけ?ってな感じで、いちいち一回考えちゃうわけですよ。

それって、見ててちょっと辛い。
あたし以外の、コレを鑑賞した方達は、ちゃんと理解できてたんだろか・・・

でもね、???と浮かびながら、迎えるラストの、あたしのギャス(マネク)の美しさってばもうね、

“一体全体、アメリちゃん(違。)のぉっ

どこいらへんがぁっ

あたしのギャスより1コ年下にぃっ

見えるっちゅーねーんんっ!”


とかそういう、いつもすみませんねぇと思いながらの、アメリちゃん(違。)批判をも、忘れちゃうくらいなわけですよ。

いや・・・待て。
すみませんねぇと、謝るところだろうか・・・
あれは、誰がどう見たって、アメリちゃん(違。)は、20歳前に見えないだろ。

っていうか、例の、“アメリちゃん(違。)が無理矢理、あたしのギャス(マネク)に、乳に触らせるシーン(それは被害妄想。)”とかじゃ、もっと若いわけでしょ?

コレ、撮影された時、アメリちゃん(違。)一体いくつだったんだろ?
アメリちゃん(違。)じゃなくちゃ、ダメだったんだろか。

・・・ダメだったんだろうね。
っていうか、もちろん、詳しい事は知らないけど、アメリちゃん(違。)のために書かれたくらいの勢いで、アメリちゃん(違。)の映画なんだろうね。

見終えてから、悲しい役で出ていた、ワタクシのお気に入りちゃんが、マチルドだったらどうかな、とか考えてみたんだけど、それじゃ、やっぱ、“不思議な直感が呼ぶ愛の奇跡”の迫力は出なかったんだろうな。

あの、アメリちゃん(違。)の、デッカイ黒目が全部見えて、尚且つさらに、白目面積もかなり見えちゃうくらいのパチクリじゃなくちゃ、出てくる大人出てくる大人全員が、アメリちゃん(違。マチルド)の言いなりになって、動いてくれるっていう展開に、だれも納得出来ないんだろうな・・・。


で、ワタクシ、ミステリー部分をちゃんと整理できている自信が無いからといって、もう一回見たいかっていうと、それは、どうだろう・・・

もちろん、あたしのギャスは見たいけど、あの悲惨な戦争のシーンは見たくない。
思い切って言ってしまえば、このお話に、あそこまでの悲惨さは、必要だったんだろか。

ま、あの、どっかんどっかん撃たれまくりの死にまくりの中で、あたしのギャス(マネク)が生きてたってことで、“奇跡”は充分成り立っちゃってるんだけども。

以下、映画と関係ない話。

ワタクシ、構想十年の企画(←もちろん、勝手に。)、

一条ゆかり先生の「砂の城」映画化計画

コレの監督は、Jean-Pierre Jeunet監督で決定いたしました。

いやもうね、見終えた後、まず思ったのが、あ~、コレ、一条先生の、っつーか、「砂の城」の世界っぽいわ~って。
思い込み全開部。

フランシス役は、もちろん、あたしのギャスに決定。

フランシスの子供時代は、んー、このコかなぁ~
ナタリーは・・・
しょうがないので、アメリちゃん(違。)でも良いです。
その代わり、ナタリーの子供時代は、ダコタちゃんで。

ナタリーの成長、全然つながんね~




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IMDbさん

投稿者 kove : March 14, 2005 01:10 PM | m・映画メモ部